歯 ツルツル感

20代から60代の男女1,000人を対象に行ったアンケート調査によると、半数近くの人が口臭や虫歯に悩んでいるとの回答があり、さらにそれを上回る67％の人が歯のくすみや黄ばみに悩んでいることがわかりました。

これは、歯医者や歯磨きなどといった虫歯や口臭への対処法に比べて、歯のくすみや黄ばみへの対処法が明確ではなく、解決法がわからないということも原因の1つでは無いでしょうか。

歯の黄ばみやくすみの原因のひとつとなっているのが、歯の表面の「エナメル質」の傷です。

「エナメル質」は歯のいちばん外側にあり、その内側にある「象牙質」や歯の中心部分にあり神経や毛細血管などがある「歯髄」の3つの部分を守る役割を担っていますが、硬いものを噛んだり、歯磨きで強くブラッシングしすぎてしまうことで、表面に目に見えないほどの細かな傷がついてしまうのです。

健康なエナメル質が普通のガラスだとすると、細かな傷がたくさんついたエナメル質はすりガラスのようなもので歯 ツルツル感にも左右します。

普通のガラスは光を反射し、透明度も高いですが、すりガラスは透明度が低く、ついた汚れが落ちにくいと言う特徴があります。

歯のエナメル質もまた同じことで、表面に細かな傷が蓄積されることで光が乱反射し、輝きが無くなるとともに、食べ物による着色汚れが付きやすくなってしまうのです。

もちろん、汚れも落としにくくなり虫歯になりやすくもなります。

歯の白い輝きを取り戻すには、エナメル質のケアが重要なのです。